top of page

カワセミとの出会いから始めた野鳥観察

― 佐倉の水辺で見つけた、小さな命の輝き ―

 

佐倉市には、印旛沼へと流れ込む川と、その支流がいくつもあります。
15年以上前のこと。ある日、その川沿いを歩いていたとき、突然、目の前に青い閃光のような鳥が現れました。
わずか2メートルほどの距離、ちょうど目の高さで「パタパタ」とホバリング。
あまりの近さと美しさに、思わず息をのんだのを今でも覚えています。

家に帰って調べてみると、その鳥は「渓流の宝石」とも呼ばれるカワセミ。
あの青い羽とオレンジ色の腹が、まさしく写真で見た姿と同じでした。
それが、私にとっての“野鳥観察”の始まりです。

散歩から趣味へ、趣味から記録へ

それ以来、散歩がてらカメラを小脇に抱えて出かけるのが日課になりました。

印旛沼や周辺の川、田んぼ、小さな池――。
季節ごとに違う野鳥たちが現れては去っていく姿に、自然の営みの豊かさを感じます。
ある種は一年を通して姿を見せ、まるでこの地を自分の庭のように過ごしていることもわかりました。

最初の頃は撮影した写真をパソコンに保存するだけでしたが、ある日、パソコンが突然壊れてしまい、貴重な写真データの一部が消えてしまいました。
「これはまずい」と思い、自分の記録を残す場所として立ち上げたのがこのWebサイトです。
自分の記録を兼ねて、同じように野鳥に興味を持つ方の参考になればという思いもありました。

佐倉の自然は、野鳥たちの宝庫

佐倉市の印旛沼周辺は、ほんの少し歩くだけで驚くほど多くの野鳥に出会える場所です。
カワセミはもちろん、シジュウカラ、ホオジロ、メジロ、アオジ、モズ、ヒヨドリなどが季節ごとに姿を見せます。
さらに、田んぼ道を歩いていると、イタチや野ウサギ、タヌキなどの小動物が現れることもあります。

「え? こんなところに?」と驚く場所で、オオタカやハヤブサ、ミミズクといった猛禽類に出会うこともあります。
人の暮らしのすぐそばに、こんなにも多様な命が息づいている。
それを知るだけでも、この土地に対する見方が少し変わります。

野鳥が教えてくれたこと

野鳥観察を続けていると、鳥たちの世界が人間社会の縮図のように見えてくることがあります。
餌を求めて競い合ったり、仲間と助け合ったり、外敵から身を守ったり。
その一つひとつに「生きる」という強さと知恵が詰まっています。

鳥たちは、自然の変化にとても敏感です。
水位が変わったり、草木が伐採されたりすると、姿を見せなくなることもあります。
だからこそ、野鳥の存在は“環境のバロメーター”。
彼らがそこにいるということは、自然がまだ元気である証拠でもあるのです。

Googleローカルガイドとしての活動

現在、私はGoogleローカルガイド(レベル10)として、首都圏の公園や里山を巡りながら風景や野鳥の写真をGoogleマップに投稿しています。
投稿した写真は、2025年10月15日時点で7,300万回以上閲覧されています。
自分でもその数字には驚きましたが、それだけ多くの人が野鳥を愛しているということなのでしょう。
実際、散歩がてら訪れるなじみの公園でも、カメラを手に野鳥を追う人の姿をよく見かけます。
自然や野鳥の魅力に惹かれる人が確実に増えている――そんな実感があります。

佐倉市に限らず、東京都内の公園でもカワセミやオオタカに出会うことがあります。
「鳥たちはちゃんと生きている」――そんな当たり前のことに、ふと安心を覚えます。

AIが広げる“野鳥の楽しみ方”

最近では、生成AIの登場によって、野鳥観察の世界も少しずつ変わってきました。
外に出ることが難しい方でも、AIが生成するリアルな野鳥画像や動画を通じて、自然を身近に感じることができます。

私自身も、AIを活用して野鳥の魅力を広げる取り組みを始めています。
たとえば、自作の歌詞をAIに編曲させた音楽作品を作ったり、AIにプロンプト(指示文)を与えて野鳥の姿を生成させたり。
AIの創作力を通して「自然を想う心」を形にできる時代になったのです。

もちろん、実際の野鳥観察の感動には敵いません。
でも、AIは“自然と人をつなぐ新しい窓”としての役割を持っています。
外に出られない人も、野鳥の美しさや生命の力を感じ取ることができる――そんな可能性を感じています。

これからも、野鳥とともに

カワセミとの偶然の出会いから始まった私の野鳥観察は、いつの間にか生活の一部になりました。
季節の変わり目や日の光の角度で、同じ場所でもまったく違う表情を見せてくれます。

カメラ越しに見る世界は、ただの風景ではなく、命のドラマが広がる舞台です。
鳥たちが今日も飛び立ち、歌い、休む。
そんな姿に励まされ、癒やされ、また次の週末もカメラを持って出かけていく。

このWebサイトが、これから野鳥を見てみようと思う方や、自然ともう一度つながりたいと感じている方の小さなきっかけになれば幸いです。
佐倉の空の下で、きっとあなたも、カワセミの青い光に出会えるはずです。

​補足:

生成AIにより野外での野鳥観察が難しい方でも野鳥を身近に楽しむことができるようになったことから、生成AIで野鳥画像の創作や音楽を楽しむためのプロンプト研究(自作歌詞をAIに編曲指示をした作品例生成指示によりAIが生成した野鳥画像)をしています。

野鳥だけでない佐倉市の風景を掲載

​佐倉の風景

お問い合わせ
(撮影場所及び野鳥AIプロンプトの操作方法に関するお問い合わせ、および、日本語以外の言語によるお問い合わせの受付はできません。ご容赦ください)
※I apologize, but I am unable to assist with inquiries related to shooting locations or AI prompt operations. And ask in only japanese language. Thank you for your understanding.

bottom of page